赤い花と黄色い花さて、ここまで読んでくださっていたら ずいぶんと飽き性のイメージが変わってきた のではないでしょうか。 で、ここでもう一つ違った切り口で、 「コツコツと長く一つの事を続けられる人が必ず良いのか」 という事について考えてみます。 私たち「飽き性」の人々は 職人気質のコツコツと続けられる人に憧れます。 エミリーさんが言うように天職に出会ってる人なんかは 私の憧れで、自分もなんとかそういう人になりたい! と願ってきました。 が、確かに憧れるのですが、良く考えてみると、 それも「飽き性」と同じ 一つの特性にすぎないと思えてきたのです。 なのであえて 「コツコツと長く一つの事を続けられる人が必ず良いのか」 ということについても考えてみました。 そうすると、こういうタイプの人には次のような 特性も見受けられるようです。 「変化に対して億劫に思う」、「行動力に乏しい」、「新しい事をなかなか始められない」、etc. これは確かにそうです。 最初にちらっと書いたように 私のパートナーは職人ですが 全く上の特性が当てはまります。 「新しい事をやる」とか自分から 言い出すのは、 たぶん10年に1回くらいでは ないでしょうか。。。 そして、やるべきことでも 新しいことは億劫に感じ、 腰が重く、なかなか進まないようです。 と、ここまで来ると、 飽き性もコツコツと長く続けられる人も どっちが優れているとか、よいとかないな〜、 と思えてきませんか? 結局のところ、欠点などないのですね。 ただの特性なんですよね。 良い面とか悪い面とかすらないと思います。 黄色い花、赤い花というくらいの違いくらいな もんじゃないでしょうか。 ここまで来ると 「飽き性」を治すとか、 自分を変えようとするのは、 間違った方向への努力のように 思えてきませんか? |